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BOOK『「お金」崩壊』(青木秀和/集英社新書)(高階)
2009年 08月 16日 (日) 23:08 | 編集
下北沢での「エンデの遺言」上映会で話をしてくれた青木さんの著書。

お金の本質がわかる。やっぱりそうか……と思うことも多かったが、目から鱗な指摘も多々あった。お金・資本の本質は負債だということ、現行の金融システムはアメリカの国際を世界中で肩代わりしていると言うこと、その意味はつまり一握りの大金持ちと言われる人々・団体の乱費を世界中の人々の細々とした税金が支える流れと仕組みが完成していると言うことだ。日本の金融機関にぼくらの貯蓄など実際にはない。あるのは米国債だけだ。

第一章、第二章は正直わかりづらかったけれど、郵貯、簡保、年金の三大原資が国民から巻き上げた金を国が回収の当てもなくルーズにばらまく仕組みだと言うことや、日本の公的負債が膨れ上がった仕組みがよく分かった。第三章で金兌換から離れたお金は国家債務に他ならないことが示され、第四章ではこれから来る新しい枠組みが示唆される。そのためにはエンデの指摘する「パン屋でパンを買う金と株式取引所で扱われる資本としての金は異なるものだ」ということ、資金循環しか見えない金融システムにどっぷり漬かっていては見落としてしまう資源循環を含めたパラダイムを理解することが必要だ。

「なぜ金融システムはこのままじゃいけないのか。なぜいまあるような経済政策では駄目なのか」を把握する上で役に立つ。選挙も近いし、こういう本がもっと読まれるといいんじゃないだろうか。
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