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【コトバのハナシ】 #夜風 #涼風 (高階記)
2013年 08月 26日 (月) 00:01 | 編集
たまにはコトバのハナシも書いてみよう。

今日は、 #夜風 #涼風 ツイートについて。元々はこれ、Twitterで始めたもの。Facebookが恥も外聞もなくハッシュタグを取り入れたのをきっかけにFacebookに書き込んでTwitterにも流れるようにした。

要するに暑い季節も、涼しい夜は窓を開けて夜風を楽しもうってハナシなんですが、もちろんその背景にはいろいろな思いがある。第一にはやはり天然自然の風を受けて季節の移り変わりを感じられるのがいいと考えるからだ。

土が顔を出しているところのほとんどないコンクリート・ジャングル(アスファルト・ジャングルと言うべきか)の東京に住んでいて、天然自然の風もないものだけれど、それでも窓を開ければ四季の変化ははっきりわかる。

我が家が子育てに当たってエアコンを極力使わないようにしたのは(殺人的な暑さ寒さの時はちゃんとエアコンを使っているのでご安心を)、自分で体温を調整できるのが基本だと思ったから。嘘か誠か、小さい頃からエアコンで管理されていると体温調整をうまくできなくなると聞いて「それは情けない。それだけは避けたい」と思ったのだ。

だからこの20年近くうちではほとんどエアコンを使わなくなったし、その結果、ぼく(や家族)の身体は気候の変化に順応しやすくなり、暑いのも寒いのもそれなりに対応できるようになった。エアコンなど必要のないように思える気温でエアコンが入っているとかえって具合が悪くなる。特に強冷のクーラーに当たると皮膚呼吸ができないような違和感を覚えたり、頭痛を感じたりする。エアコンの風が苦手になってしまったのだ。

もうひとつ。こっちは家族からすればはた迷惑なハナシかもしれないが、とても個人的なオブセッションとして「風博士ごっこ」というのがある。ぼくのSudden Fiction Projectでも複数の作品に登場する風博士というキャラクターがいるのだが、ぼく自身も風を操る、というか、正確には風を利用することにすごく関心がある。家の中にどう風を流すか、水打ちや植栽を使ってどう気温を変化させるか、そういうのを考えたり実行したりするのが大好きなのだ。

正直に告白すれば、その効果の程は知らない(だから家族にとってははた迷惑な可能性は大きい)。でも好きなものは好きなのだ。熱を持った窓ガラスに水を浴びせて温度を下げたり、やけどしそうなベランダの床面に霧吹きをして蒸発させてみたり(気化熱ってすごく熱を奪うらしいので)。だから、そこに吹いていていつでも誰でも利用できる自然の風を利用しないなんて耐えられないわけだ。

そしてもちろん、節電という目的もある。節電とセットで電気代のコストカットもついてくる。大変わかりやすい理由だ。節電に関しては、「電気が足りないから原発を再稼働する」というような嘘が嫌いということもあるけれど、そんな政治的(?)な理由よりも、やっぱり単純に今のぼくらの生活は電気をムダ遣いし過ぎだと思っているので、使わずに済む電気は使わないという方針なのだ。その延長で、クーラーの室外機の熱風に対してはほとんど憎悪に近い感情を持っている。だってそりゃそうだろう? せっかくこっちは夜風で涼もうとしているのに、その夜風を温めるとは何ごとか?自分で大気を熱しておいて暑い暑いと騒ぐとは何たる愚行か?と言うわけだ。

ハナシは戻って、#夜風 #涼風 のツイートのことを。

そんな訳で夏の夜のぼくは窓を開けて涼みたい。だから室外機の熱は勘弁してほしい。つまり止められるクーラーは止めてほしい。でもいったんクーラーに慣れきった人に「クーラーを止めてください」と言っても無駄だということはわかっている。だから「クーラーを止めてください」という言い方はしないことにした。ではどうするか?

「夜風を楽しみませんか?」という提案なら少しは聞いてもらえるかもしれない。「今夜は窓を開けると涼しい風が入ってきますよ」と伝えることで、ほんのちょっと窓を開ける人が増えるかもしれない。エアコンをかけっぱなしで窓を閉め切っている人は外の気温はわかりようがないので、「今夜は涼しいですよ」と伝えられるのは、窓を開けているぼくらしかいないわけだから。

始めてみたら、結構、賛同する人がたくさんいることに勇気づけられている。コメントももらえるし、Facebookの「いいね!」をもらったり、TwitterでRTしてもらったりする。ぼくとしては、大変勇気づけられる。同じような思いをもった人には自由にこのハッシュタグ「#夜風」「#涼風」を使ってもらえればと思う。そして「ああそうか。今夜はクーラーが要らないくらい涼しいんだ」と少しでも多くの人に気付いてもらえればと願う。

「#クーラー止めろ」というハッシュタグではなく、「#夜風」「#涼風」というハッシュタグを選んだのはつまり、「やりたくないことをやる」のではなく「魅力的なことを試してみる」方が、最初は人数は少なくとも、自分から積極的に進んで試してみる人が出てきて、長期的に見ればじわじわとでもその人数が増え、広まってくれるのではなかろうかと期待するからだ。
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