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10年ぶりの鬼の首方面(高階記)
2014年 09月 18日 (木) 07:58 | 編集
鬼の首を取ったような振る舞いというのは醜く見苦しいものだ──このことは今までにもあちこちで書いたり話したりしてきたのだけれど(このブログでも10年前の2004年に同じテーマで書いている)、どうやら、このテーマは何度でも書かざるを得ないらしい。
 
最近で言えば、ここぞとばかりに朝日新聞叩きをしているメディアの多くがこれまでにやらかしてきたことを考えると「どの口でそれ言ってるんだ?」と思わせるものばかりだ。誰かのブログに書いてあった通り、いま起こっているバッシングはちょっと離れて見れば「目くそ鼻くそを笑う」構図にしか見えないし、結果的にマスメディア全体のダメっぷりをさらけ出して業界丸ごと自滅に追い込んでいるようにさえ見える。
 
もちろん、このところの朝日新聞の状態は無様だ。偏向報道と言われても仕方がないような質の低下があったのも事実だと思うし、この機会に本気で体質を見直して生まれ変わるべきだと思う。ただしその時めざすべき姿は、鬼の首を取ったような、あさましく見苦しい振る舞いをするメディアではない。そんな質の低いメディアと同じになってもらっては困る。この逆境をきっかけに、今より少しでもマシなメディアが日本に生まれることを祈りたい。
 
それにつけても、鬼の首を取ったような物言いは醜く見苦しい。

※10年前のブログでは「自分の意見に都合のいいニュースに飛びつく評論家的態度」の話をしていて、今回は「自分のことを棚に上げて競争相手の鼻くそを袋叩きにする目くそ」の話をしていて、同じ「鬼の首」でもちょっと違うことに気づきました。
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