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【迎春】この世界の片隅にて、新しい日の訪れを告げる(高階記)
2017年 01月 03日 (火) 17:36 | 編集
あけましておめでとうございます。
 
新年早々ですが、そして酉年ですが、そういう年始感を一切抜きにたっぷり書きます。お時間の許す方だけお付き合いください。長くなるので最初に要点をまとめておくと
 
(1)「方程式」に飽き足らない人とご一緒したい
(2)『Silently She Dances』で火がついた件
(3)複数のライフワーク領域の融合

 
について書きます。ここまででピンときて直接話を聞きたいという方はすぐにご連絡ください。ぼくはあなたと仕事をしたいです。なんだかわからないけど面白そうだと思った人は、長文ですがお付き合いください。そして納得が行って、「こいつ面白そうだから声をかけよう」と思ったら遠慮なくご連絡ください。ぼくもあなたと話をしてみたいです。
 
 
(1)「方程式」に飽き足らない人とご一緒したい

年末からせっせとブログを更新しているので、すでにお気づきの方も多いでしょうが、ふとしたことがきっかけで映画『この世界の片隅に』の試写会を観て、以来2ヶ月以上にわたって熱中状態が続いています。映画として素晴らしいのはもちろんですが(面白くて目が離せなくて耳も澄ませ続けて笑えて痛切で長くしみじみ噛み締め続ける幸せな映画です)、ぼくの心を捉えているのはもうちょっと別な要素もあるようです。単に「いい映画だった」ということではないのです。
 
その製作過程について知り、そして作り手の姿勢について読み、その原作を手にして改めてものがたりをたどり、関わったクリエイターたちの仕事ぶりについてもれ聞き、さらにはクラウドファンディングに始まって、まだ映画が存在しない時から「この映画が見たい」と応援し続けてきた人々の応援ぶりを目撃し、そして映画完成後の試写会から沸き起こった観客の熱い反応に触れ、TwitterやFacebookでの監督やプロデューサー、公式アカウントがファンと交流する様子を追い、とにかく映画を取り巻く状況の全てが魅力的なのです。
 
ちょっと仕事よりのスタンスで、乱暴なまとめ方をするならば、「マーケティングではじき出した、売るための業界の方程式」に全く縛られることなく、信じる道を選びとって新しい道を切り拓いてみせたわけです。これはとても元気が出る話ですし、それを成し遂げたのが、ぼくより少しばかり歳が上の片渕監督をはじめとするチームだったということにも勇気付けられます。
 
誤解があるといけないので言葉を添えると、「だからクラウドファンディングを使おう」とか「SNSを効果的に使おう」というような、薄っぺらい、表層的で考えなしの話ではありません(たぶんそういうやり方をして派手にこける人たちが続々と出てくると思いますが)。
 
映画『この世界の片隅に』が成し遂げたのは、コンテンツとしての作品のクオリティをとことんまで追求しつつ、資金の集め方、情報の拡散の仕方、話題の広め方、国内外の映画館へのプロモーションなど、作品に最適な道を苦労して探し当てて、新しい道を切り拓いた点にあります。表層的な手法だけ真似しても無意味です。ど真ん中に非常に優れた作品がある、その一点こそが重要なのです。そしてそれを信じ、守り、大切に育てる人々がそのまわりにどんどん増えていった。
 
手法ではなく、そういう姿勢に共感できる人、そういうものづくりを志す人と出会い、場合によっては仕事としてご一緒したい。それがぼくの願いです。2017年初の計というよりは、『この世界の片隅に』と出会って以降、この先ずっとそうありたいという宣言です。映画が、新しい世界への扉を開いて見せてくれたからです。「みんなが信じ込んでいる方程式とは違う道」に興味がある方、ぜひお声がけください。
 
 
(2)『Silently She Dances』で火がついた件
 
さて、ぼくは「ことば師」と名乗って創作活動もしています。演劇の上演台本を書いたり、映像のシナリオを書いたり、自分自身の身体表現を使ったパフォーマンスをしたり、演出に関わったりしています。そして、昨年の2016年はある意味で集大成的な作品に関わることができました。
 
ぼくは1998年以来、阿部一徳という世界の演劇界が認める傑出した語り手の一座に加わり「音楽として語られるものがたり」の上演台本をいくつも手がけてきました。ぼくの書くテキストが「発声されること」を意識したもので、音色や音程やリズム、テンポを想定したものが多いのはそういう背景があります。
 
それを感じてくださったのでしょう、和太鼓奏者のレナード衛藤さんから声がかかり、昨年上演された『Silently She Dances(静かなるダンス)』のプロジェクトが始まりました(レナードさんは「和太鼓奏者の」と書くのがためらわれるほど、和太鼓という楽器の表現の世界を広げ続けている独創的なパフォーマーです)。
 
デーモン閣下という、これまた百戦錬磨の朗読家と、林正樹というピアノのファンタジスタを迎えての朗読バージョン、前田新奈をはじめとするダンサーチームと、和太鼓とピアノのアンサンブルチームによるダンスバージョンの公演は個人史的にも大事件だったと言ってもいいと思います。両公演とも、まさに「音楽としてのものがたり」が実現していました。
 
デーモン閣下を迎えての朗読バージョンが上演された会場も、個人的には盛り上がるものでした。5月はライブハウスの「duo MUSIC EXCHANGE」。バブル期をご存知のみなさんなら円山町の「ON AIR」としてご記憶の方もいるでしょう。11月の銀座王子ホールはクラシック系のコンサートホールとして音の良さで定評のあるホールです。いずれも自分が書いたものが上演される場所として想像したこともなく、またそれらの会場で、これまで出会う機会のなかったお客さんと出会い、作品に触れたお客さんたちがネット上で感想をやりとりしてる様を見ることができるなど、感慨深いものがありました。
 
何が言いたいかというと、要するに「火がつきました」ということです。2017年を、これまで以上に創作活動の領域を広げていく年とできればと考えています。また、そうした方が、コピーライティングの仕事にも厚みや深み、そして広がりを増すものと信じています。昨年でっち上げた「日本虚構エッセイストクラブ会長」としてもリアルな活動を開始します。
 
 
(3)複数のライフワーク領域の融合
 
2016年から取り組み始めたテーマに「得意領域を明快にする」ということがあります。これまでもいわゆる広告のコピーも書けば、ファシリテーターも務め、ウェブサイトの企画構成もすればアプリの開発もする、著名人インタビューの聞き手を務めたり、コンサルティングや商品開発にも関わり、そうかと思うと演劇・映像のシナリオやら演出やら出演やらをするというので、何をしている人か自分でも説明するのが難しいという状態が続いていました。
 
時にはクライアントさんから「謎のコピーライター」などと呼ばれて、面白いので本人もまんざらでもなかったものの、さすがに生後半世紀を超えてこのままではいかんだろうと、いささか遅すぎる結論に達し、どういうユニークネスがあるのかを明らかにしようと考えるようになりました。
 
まず上にも書いたように、創作表現に関してぼくは実作者としても、演出家としても場数を踏んできました。これはぼくの基本スペックとお考えください。上に書いたようなコピーライティングやファシリテーション、ネット・コミュニティの運営などは、創作家・表現者としてのスキルの上で行ってきたわけです。
 
テーマ領域として、「森」「防災・減災」「自閉症スペクトラム」に関してはライフワークと位置付けていて、何年でも語れるだけの背景があります。付け加えるなら「ビール」「古典芸能」「食」「教育」「鎌倉」についても何日間でも語り続けられます。いままでお付き合いのある人ごとに自分の多面的な「顔」の一部分だけを示してきたのだけれど、もっと領域を超えて複数の顔を示していこうと考えています。
 
思いがけない発想や、見逃されてきた視点、そして上にも書いた「みんなが信じ込んでいる方程式」とは違う規格外の道を提供するためにも、意図的にこれらの知識や体験をフルに動員していこうと思います。そういう打ち合わせに興味がある方も気軽にお声がけください。まずはコーヒーを飲みながらおしゃべりするところから。
 

●終わりに
 
ものづくりに関わる者のはしくれとして、個人としても、チームの一員としても、あるいはコラボレーションのパートナーとしても、できるだけたくさんの作品を世に送り出していく一年とするべく進みます。それは広告かもしれないし、舞台かもしれないし、スマホアプリかもしれませんが、それぞれの領域で「作品」と呼べるような、規格外のものづくりをめざします。その過程でたくさんの方と面白き時間をご一緒できれば幸いです。難度の高いお題も大歓迎です(無理に難度を上げる必要はありませんよ(笑))。2017年、世を騒がすプロダクトを送りだしたい方、ご一緒いたしましょう。

ご連絡は
・当ブログのコメント欄でも、
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高階のFacebook個人アカウント宛てメッセージでも、
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