クリエイティブ・ユニットLENZのblogです。
LENZ
スポンサーサイト
--年 --月 --日 (--) --:-- | 編集
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
生搾りよ、永遠に。 (高階)
2009年 07月 01日 (水) 00:04 | 編集
2001年3月の発売以来、namashibori.comの作業にずーっと関わって来た。

「生でいきます。」

という人を食ったようなキャッチコピーで宣伝し、
恵比寿にはホワイトドームという 謎の施設をおったてて、
その中で毎日何かしらのライブイベントを開催し、
ブロードバンド前夜のネット環境で連日動画を配信するという、
先見の明があるのか、単に暴走気味なのかわからないサイトだった。
リアルタイムの生放送をストレスなく見られる人なんて、
日本に何人いたんだろうって時代でだよ!無謀だよなあ。

もちろん、「ナマ」にこだわって、サイトは土日も含めて連日更新。
ドン・シボリオーネという広く愛されたとぼけた犬のキャラクターの影で、
ホワイトドームを掃除し続けたキャラこそ、のちにぼくが
担当することになる「なまずのナマさん」。
そう。お察しの通り、単に「ナマ」尽くしで生まれたキャラなのだ。

さすがに連日更新は最初の1年までで一区切りしたものの、
週1回更新ペースはその後何年間も続いた。
とにかくサイトがどんどん動いているようにしたいと言うことで、
ぼくが「ナマってるかい?」というふざけた脱力コラムを開始。
毎回「ナマ」がつくコトバについて徹底的にナンセンスな言葉遊びを
展開するというシュールなコラムだった。

やがて「シボってるかい?」という読者投稿コーナーも開始。
このあたりからなまずのナマさんのキャラクターで語るようになる。
こちらは「シボ」ということばのつくミニコラムを募集するというもので、
毎回「生搾りにぴったりのつまみ」「花見の思い出」「こわーい話」など
お題を提示して作品を投稿してもらった。

ラジオのディスク・ジョッキーみたいなノリで、
届いた投稿作品を選んで、からんだりいじったりした。
どんな風にやればいいのか模索しながらだったけど、
べらぼうに楽しかった。
気がついたらナマさんに話しかけてくれるような
投稿がどんどん増えていった。

さらにこれが「ナマシボってるかい?」と名前を変え、以後
「知れば知るほどシルブプレ」
「ほっかいどーするコラム」
「教えて!みがきテク」
「送って!小さな善意」
などなど、ちょっとずつスタイルを変えながらも、
ふざけたダジャレ好きの親父キャラの脱力コンテンツとして
なまずのナマさんの投稿企画は名物コーナー化していった。

投稿コーナーだけではない。
ぼくは製品紹介のページを書き、
CMライブラリの解説を書き、
レシピのコピーを整理し、
細かいキャンペーンのコピーを書き,
ファン会報まで担当した。
要するにnamasibori.comに出てくる言葉の
相当な部分までを担当したのだ。

ファン会報が通算200号に到達したので、
記念にアンケートを実施した。
3週間のうちに16000もの回答が寄せられ、
熱心なファンからのメッセージが大量に寄せられた。
涙なしには読めないようなものばかりだった。
本当に愛されているんだなと、しみじみ実感した。
でも、もうその時には、
別れは思いがけず近くまで来ていたのだ。

今日、6/30。
ぼくや、ぼくが一緒に携わってきたチームがかかわる作業の、
最後の更新が行われた。これで終了。ナマさんも、旅に出た。

生搾りみがき麦というブランドはまだまだ続くけれど、
ぼくにとっては一区切りだ。

8年以上にわたりどっぷりつかって作業して来たサイトだ。
寂しいとかいうような言葉では表現しきれないような
いろいろな思いが胸を去来する。
どんな風に書いても上手に書けっこない。
だからこうやって散漫な記憶を散漫なまま書き留めておこう。

21世紀の最初のdecadeは間違いなく、
namashibori.comとともにあった。
仕事での縁はここまでだが、
このすぐれた飲み物のことは
これからも長く愛して行きたい。

生搾りよ、永遠に。
namashibori.comよ、
決して忘れはしないよ。


 http://www.namashibori.com/
Comment
この記事へのコメント
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2009/ 07/ 29 (水) 14: 06: 04 | | # [ 編集 ]
合掌(Re: なまさん大往生)
コバヤシさん、ご連絡ありがとうございます。
そうですか。ナマさん、晩年はかなり痛々しいことになっていたと聞きましたが、
よく頑張ってくれましたね。ここまでお世話をしていただいてありがとうございました。
言ってみれば初代ナマさん。遅れて襲名させてもらった立場から、たくさんのお礼の
気持をお届けします。

初代ナマさん、どうぞ安らかに。
どうか天国から生搾りを守ってやってください。
今日は心静かに献杯したいと思います。合掌。

> 昨晩ナマさんが亡くなられました。
> まるで我々の仕事が終わるのを待ってくれたようで。
> 2001年以来頑張ってくれました。会社近くの公園に埋葬してきました。
2009/ 07/ 29 (水) 15: 29: 36 | URL | たかしな # -[ 編集 ]
コメントを投稿する
URL :
comment :
password :
secret : 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
copyright (C) LENZ all rights reserved.
designed by polepole...

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。