クリエイティブ・ユニットLENZのblogです。
LENZ
スポンサーサイト
--年 --月 --日 (--) --:-- | 編集
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【鍵を開ける物語】『白の闇』with寺田英一(4/22,23@MAREBITO)
2011年 04月 15日 (金) 10:39 | 編集
       w.jpg        b.jpg
さてみなさん。公演のご案内です。

3月公演『サーカスの犬』同様、予定通り上演いたします。
(3/26,27『サーカスの犬』にご来場いただいたみなさんありがとうございました!
 東京公演も静岡公演も会場全体が一つになってとてもいい時間を過ごせました)

4/22(金)が初日、23(土)が千龝楽と、慌ただしく過ぎてしまう日程ですが、
どうか遊びにいらしてください。東京ではお花見あたりからだんだんに
「自粛モード」は解けつつあるようですが、お芝居や映画を観る気分に
なれないなんて方が多いのでしょう。今回はまだご予約を受付中です。
いまからでも大丈夫です。ご予約ください。

     *     *     *

これまで機会あるごとにさんざん
「『白の闇』はこわいですよ~」
なんて吹聴してきたんですが、そこはそれ。
「ちょっといい話」シリーズに取り上げるくらいです。
ただコワいだけの話のわけがありません。

なんでもないありふれた日常のちょっとしたほころびから始まって、
物語は恐るべき勢いで見たこともないような極限状況へと突き進みます。
伝染病の蔓延,隔離施設、飢餓と非衛生、そして生じる力の争い。
人が人を支配し理不尽な要求を突きつける悪夢の日々。

序盤、物語はこれでもかこれでもかと闇の奥へ入っていきます。

そして翻弄され続けた登場人物たちは徐々に体勢を立て直し、
何度も挫折を味わいながらも、反撃し、挑戦し、探索し,発見し、
不器用ではありつつも世界との関わり方を新しく創り直し始めます。
そこには心を揺さぶる美しい何かが確かに見えてきます。

『白の闇』は、俗と聖、汚辱と清浄、ケガレとキヨメ、そして闇と光の物語です。

2008年の初演時、これは「想像を絶する非日常の物語」でした。
けれど311を経て、ここに描かれているような状況は最早非日常などではなく、
すぐそばに手の届くところにあるものにさえ見えるようになっています。

「かつてはSF的設定だったものがいまや日常になっている」
という感覚は、ぼくだけのものではないでしょう。そしてそのあまりもの
壮絶さにぼくらはいまなおある種の思考停止に陥っている気がします。

あるいは。

とぼくは思います。
この物語の闇をくぐり抜けることで、
その闇の先に光を見出すことで、
ぼくらの思考を止めてしまった鍵を解錠し、
再び進み始められるようになれたら、と。

2011年4月。『白の闇』、心をこめてお届けします。
もしも少し心に余裕があったなら、
あるいは心を閉ざした鍵を何とかしたいと思ったら、
茅場町MAREBITOにお運びください


========================================

阿部一徳のちょっといい話してあげる Vol.30

         『白の闇』

  「目が見えない」突然、あなたは気づく。
   世界が、まっ白な闇にとざされたことに。

 演出・出演/阿部一徳   音楽/寺田英一

(作/ジョゼ・サラマーゴ [訳/雨沢泰] 構成・脚色/高階經啓)

【日時】
 4/22(金)19:30
 4/23(土)19:30 各日19:00開場

【会場】
 「MAREBITO(マレビト)」
  東京都中央区新川1-3-23 八重洲優和ビル5F-A
  TEL:03-3555-9898
  エレベーターなし、徒歩5階。で、あります。
 ●マップはこちら

【料金】
 ¥3,000(全席自由/限定45名様)

【ご予約方法】
 a.ka@jcom.home.ne.jp 宛てに
 (1)お名前
 (2)人数
 (3)日にち
 をお送りください。
 お手元に「予約完了」メールが届けば完了です。
 当日会場にてご精算ください。

■阿部一徳オフィシャルホームページ
Comment
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL :
comment :
password :
secret : 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
copyright (C) LENZ all rights reserved.
designed by polepole...

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。