クリエイティブ・ユニットLENZのblogです。
LENZ
スポンサーサイト
--年 --月 --日 (--) --:-- | 編集
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【未来ビジョン】いまはまだ妄想に過ぎないけれど(高階)
2011年 04月 20日 (水) 09:10 | 編集
内閣府原子力委員会で「国民の皆様からのご意見募集について」というページを設けているので、そこに書き込んできました。言いたいことは尽きないのだけれど、とりあえずいま思いつく限りのことと、先日mixiに書いた「福島を人類にとってのLucky Islandに」という提言の修正版再録を送りました(知人のFacbookで「Island of Fortune」としたらどうかとのアドバイスをいただきタイトルも変更)。

みなさんもよろしければどうぞ。ぼくみたいにだらだら長々と書く必要はありません。意思表示を少しでも多くの人が届けることにこそ意味があると思います。少しでも多くの意思表示を、国に届けましょう。

●国民の皆様からのご意見募集について

ちなみに、こんなページをこんなに長期に渡って設け続けるなんて、おそらく自民党政権時代にはありえなかったことだと思います。自民党時代のパブリックコメントページはこそこそと開設し、あっという間にクローズしていました。このことに関しては現政権で良かったと感じます。

※ちなみ「システム改修のため、4月20日9:00~12:00の間ご意見募集を停止します。」とのことなので、4/20に書き込めなくてもじたばたみっともなく騒がないように気をつけましょう(笑)。


====================

福島原発で起こっていることは、これまでの愚行のつけに他ならず,いまここで変化できなかったら、日本は最悪の天災と人災からも何ひとつ学べない愚かな国として滅びてしまうことになるでしょう。今変わらなかったら、もう「次」はありません。2011年3月11日を境に、国民をだまし続けてきた愚かな体制に訣別し、世界に誇れるシステムを確立し,世界が参照するような新しい国へと変わりましょう。

     *     *     *

何よりも初めに、いま最も危険な状態で放置されている浜岡原発の運転を即時停止すること、上関をはじめとする新しい原発建設の作業をすぐさま取り止めることはただちに実行してください。福島原発の惨事を経験していながら、浜岡を止めず、いま直下型の地震が来たら日本の首都が壊滅するだけでなく、世界に放射能汚染をまきちらした国として永遠に汚名を着せられることになります。

その上で,政府に限らず、国民の姿勢として次のような方針を確認したいと考えます。

まず「原子力発電が安全だ、クリーンだ、安価だ」などという戯言は二度と口にしないこと。そして「原子力発電は大きな危険を抱えている、深刻な放射能汚染を引き起こす、計り知れない負担を社会に押し付ける」ということを明言し、社会全体で認識すること。また、今後は「想定外」というような言い逃れは二度と許されないことを肝に銘じておきたい。

そもそも、廃棄物の管理をはじめ、自分が生きている間に解決できない問題を次世代以降に押し付けるようなモデルに根本的な欠陥があります。いま考えたモデルが数百年、数千年、数万年維持される状態など、あまりにも虫のいい非現実的な前提です。そんなことをしていたら次から次へと「想定外」だらけの事態を招くことは誰が考えても自明のことであり、無責任極まりない愚かな判断だったことを認めなくてはなりません。次世代以降に責任を押し付けるような判断は全て停止すべきです。

非現実的で無責任。異常な状態はこれだけではありません。カリフォルニア州より狭い国土に50基以上の原発がひしめいている異常さ。一私企業が担当している異常さ。事故を引き起こした企業に任せるしかない異常さ。コストを安く見せるために補償金でごまかしてきた異常さ。

そんな異常なことがなぜまかり通ってきたのでしょうか。でもここでは犯人探しが目的ではありません。このように、異常なことがいくつもまかり通ってきたことが明るみに出た以上、過去の愚行ときっぱり縁を切り、あるべき姿に修正し、新たなスタートを切ることが必要です。

いまこそ日本の技術力を自然エネルギー、再生可能エネルギーに振り向け脱原発の技術と体制を確立する機会世界に先駆けてるモデルとなることを切望します。どうかこれ以上次世代に負担を残すような愚行をこれ以上重ねないようにしましょう。

以下,ブログにしたためた提言を再録します。このようにして、痛ましい惨事を未来への夢に変えましょう。

===============================================

「福島を人類にとってのIsland of Fortuneに」

311は世界の注目を集める大ニュースだ。大地震と大津波は想像を絶する災害をもたらし世界中に悲しみをもたらし、日本への同情と共感を生んだ。しかし続いて発覚した原発事故は、人間の浅はかさと思い上がりが生んだ人類史上に残る負の記憶となった。一瞬にして日本は災厄を撒き散らす迷惑な存在へと成り下がった。

もし日本が311以前と変わることができなければ、以前と同じことを続けて行くのなら、このまま永遠に負債を背負うことになる。そうではなく、311を転換点にして、まだ地上のどこにもないシステムを創造できれば、その時は負債を返し311を記念すべき懺悔と希望の日として記憶することができる。

変わろう。

福島は何重もの天災・人災を受け、中でも人が住みたくても住めないエリアを拡大しつつあり、いまやまるで災厄の地のように扱われている。言うまでもなくこれはあまりにも不当な扱いだ。福島をその名の通りIsland of Fortuneに戻すために何ができるだろう。それを考えたい。「福島の犠牲をきっかけに、福島のおかげで全てが良い方に変わった」と世界から、未来から感謝されるようにするには何ができるだろう?

当たり前に考えれば、福島にも広島や長崎のようにモニュメントを設け、人類の傲慢と愚行を忘れないということになるだろう。でも、これだけでは負債の代名詞のまま終わってしまう。それでは不十分だ。むしろポジティブな役割をになう先進地とすることはできないだろうか。

例えばこんなことを妄想する。福島に世界から選りすぐりのトップランナーが集い,自然エネルギー・再生可能エネルギーの開発や実証実験を行い,一方で放射線医学に関する最先端の医療研究拠点を設け被曝治療のメッカとし、さらには放射能汚染除去技術の研究センターをつくり、このカテゴリーに関する人類の総合的な英知の拠点とするようなことはできないだろうか。

     *     *     *

「妄想」と書いたが、私はこれは福島にしかできないことだと考えている。原子力発電施設と中間処理施設を今後も抱え続け、不幸にも広範囲な放射能汚染の被害を受け、世界中に名前が知れ渡った福島だからこそ、その負のイメージ全てを人類の未来につながるポジティブな資産へと変えることができるのではないかと。

福島を人類にとってのIsland of Fortuneに。いまが変わる時です。
Comment
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL :
comment :
password :
secret : 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
copyright (C) LENZ all rights reserved.
designed by polepole...

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。