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【不定期連載メモ(1)】ハートに火をつける話
2012年 10月 28日 (日) 10:34 | 編集
The Doors - Light My Fire (Live In Europe 1968)

DoorsのLight My Fireについて書きたいわけではないのだけれど、“Light My Fire”というフレーズが頭から離れないのでそのことを書く。いや。原題の“Light My Fire”よりも、むしろ邦題の「ハートに火をつけて」という言葉の方が今考えていること、考えて行きたいことに近いかもしれない。

いま、「ハートに火をつける」ことをテーマに考えごとを始めている。

どういうことか?

ダニエル・ピンクの『モチベーション3.0(Drive: The Surprising Truth About What Motivates Us)』を読めば、いまからぼくが言おうとしていることなどほとんどみんな書いてあるような気がするが、要するに、その人の内から出て来る「やる気」がテーマだ。

問題はきわめてシンプルだ。

ぼくらの大多数は子どもの頃に勉強をして、大人になると仕事をしている。
そしてぼくらの大多数は勉強はイヤなもので、仕事は辛いものだと感じている。
あるいは少なくとも「そういうこと」になっている。
勉強はイヤだ、宿題にはうんざりだ、仕事は辛く惨めだ。
そう言えば、とりあえずみんな「そうだそうだ」と言う、ことになっている。

でも、それ、おかしいよね。

社会の大多数の人が人生の大部分の時間をやりたくないことをイヤイヤやっている世界がハッピーなわけないよね。

じゃ、何がおかしいんだろう。

ごく少数(ではないのかもしれないけれど)、勉強も宿題も仕事も楽しくできる人たちがいる。あるいはその人たちはそれらを、いちいち「勉強」だとか、「宿題」だとか、「仕事」だとか、そんな風には考えていないのかもしれない。

個人的にはここが大事なポイントだと思っている。

多分その人たちはそれらを「勉強」だとか「宿題」だとか「仕事」だとか考えていない。目の前にある解きたくてたまらない楽しいパズルくらいに感じている。例えば、パズルの数独のことがさっぱりわからない人から見れば、連日難しい顔をして数独に取り組んでいる人を見て、「なんであんなに毎日毎日勉強できるんだろう? そこまで努力を続けられるんだろう」と思うかもしれない。でも数独が大好きで、問題が難しくなればなるほど腕が鳴る状態の人にとって、それは「勉強」でも「宿題」でも「仕事」でもない。

目の前にあるものを「イヤな勉強」や「うんざりな宿題」や「辛い仕事」と思っている限り、人生はハッピーになりにくい。もしそれらを、もっと別な楽しいパズルだったり、伸ばしたい新記録だったり、登頂して制覇したい山のようなものだったり、そんな風に感じられれば、毎日はずいぶんいきいきしてくるはずだ。

ハートに火がついた状態の人が増えれば、世の中はずいぶんハッピーになるに違いない。

……なんて話をしていこうと思う。

この【連載メモ】は不定期で書き進めて行く予定。途中みなさんからのツッコミも歓迎。長くいろいろ考えて、いろんな事例も取り上げて、ダニエル・ピンクへの返歌となるような論考に育てられればと思う。サボっていたら激励の言葉もお寄せください。
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